気象業務はいま 2024

概要

「気象業務はいま」は、広く国民の皆様に、気象庁の業務の全体像をご理解いただくことを目的として刊行しています。


気象庁編
出版社:研精堂印刷株式会社
価格:2,500円+税
発行:2024年6月
ISBN:978-4-904263-15-0

<政府刊行物センターでも取り扱っています>

気象業務はいま2024(全文)[pdf形式:18.0MB]
※Adobe Reader 7以降


目次

はじめに

特集1 地球沸騰の時代が到来!? ~気象庁の気候変動に関する取り組み~

  1. 1 令和5年(2023年)の記録的な高温を振り返る
    1. (1)統計開始以降最も暑かった1年間
    2. (2)日本近海の記録的な海面水温
    3. (3)7月後半以降の顕著な高温の要因
    4. コラム 令和5年(2023年)夏の猛暑と大雨のイベント・アトリビューション
    5. (4)世界の異常気象と気象災害
    6. コラム 2023年の異常高温を振り返って
  2. 2 気候変動に対する取り組み
    1. (1)気候変動対策に資する情報提供
    2. コラム 若者と共に気候変動問題を考える
    3. (2)気象庁第3次長期再解析(JRA-3Q)の完成とその利活用に向けて
    4. (3)持続的な地球温暖化監視のための地球環境観測網の構築
    5. コラム WMO全球温室効果ガス監視計画について
    6. (4)気候変動に関する最近の研究成果~「全国5kmメッシュアンサンブル気候予測データ」を用いた極端降水の将来予測~

特集2 令和6年能登半島地震

  1. (1)一連の地震活動
  2. (2)緊急地震速報や津波警報等の発表
  3. (3)現地調査
  4. (4)臨時の津波観測装置の設置
  5. (5)JETT(気象庁防災対応支援チーム)の派遣

トピックス

  1. Ⅰ 地域防災支援の取り組み
    1. トピックスⅠ-1 平時・災害時の地域防災支援の取り組み
      1. (1)あなたの町の予報官
      2. (2)気象防災ワークショップ
      3. (3)ホットライン、JETT(気象庁防災対応支援チーム)
    2. トピックスⅠ-2 気象防災アドバイザーの拡充
      1. コラム 気象防災ワークショップを活用した日本郵便における危機管理体制の充実
      2. コラム 市町村での気象防災アドバイザーの必要性(気象防災アドバイザー育成研修)
  2. Ⅱ 線状降水帯による大雨災害の防止・軽減に向けて
    1. トピックスⅡ-1 観測の強化
      1. (1)気象庁気象ドップラーレーダーの二重偏波化による解析雨量等の精度改善
      2. (2)海上における水蒸気観測
      3. コラム 凌風丸IV世の竣工
      4. コラム 線状降水帯等の予測精度向上に向けた「ひまわり10号」の整備
    2. トピックスⅡ-2 予測の強化
      1. (1)新しいスーパーコンピュータシステムの運用開始
      2. (2)「富岳」を活用した新たな学官連携の取り組みとリアルタイムシミュレーション実験
    3. トピックスⅡ-3 情報の改善
      1. (1)線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ
      2. (2)「顕著な大雨に関する気象情報」のより早い段階での発表
  3. Ⅲ 地震・津波・火山に関するきめ細かな情報の提供
    1. トピックスⅢ-1 巨大地震対策
      1. (1)南海トラフ地震とは
      2. (2)「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の運用から1年
      3. (3)緊急地震速報の発表基準に長周期地震動階級を追加
      4. (4)巨大地震対策に関する普及啓発の取り組み
      5. (5)令和5年度 巨大地震対策オンライン講演会
    2. トピックスⅢ-2 緊急地震速報の技術的改善について
    3. トピックスⅢ-3 活動火山対策特別措置法の改正について
      1. (1)火山防災の日が始まります
      2. コラム 「火山防災の日」特設サイトを開設しました
      3. コラム 火山観測発祥の地ツアー
      4. コラム 浅間山のマグマ供給系と噴火活動
      5. (2)火山調査研究推進本部の設置について
  4. Ⅳ 気象情報が社会で活用されるために
    1. トピックスⅣ-1 気象業務法の改正
      1. (1)背景
      2. (2)改正の概要
    2. トピックスⅣ-2 クラウド技術を活用したデータ提供の拡充
      1. (1)クラウド技術を活用したデータ利用環境の運用開始
      2. (2)より精緻な花粉飛散予測に向けた取り組み
    3. トピックスⅣ-3 航空気象分野における気象情報の提供
      1. (1)飛行場ナウキャストの提供について
      2. (2)航空気象業務における三十分大気解析の利用
    4. トピックスⅣ-4 気象ビジネスにおけるデータ利活用促進に向けて 気象データアナリスト
      1. (1)気象データ利活用の現状
      2. (2)気象データアナリスト
      3. コラム 気象データの専門家として海上工事の最適化に挑む
      4. コラム 美味しいビールのために、気象データアナリスト
    5. トピックスⅣ-5 気候情報の利活用促進に向けた農業機関との連携
      1. コラム 営農支援情報の開発と普及、生産者への伝達 ~北海道の事例紹介~
      2. コラム 農業気象情報を活用した営農支援と生産者への伝達
      3. コラム 十勝農業を支えるTAFシステム
    6. トピックスⅣ-6 社会の高度情報化に適合する気象サービス 気象予報士30年
      1. (1)気象審議会第18号答申と気象予報士制度の導入
      2. (2)予報業務許可事業者と気象予報士
      3. (3)気象予報士への期待
      4. コラム 気象データを社会に活かすため気象予報士として出来ること
      5. コラム 気象情報は未来をよくするためにある
      6. コラム 気象予報士30年 ―日本気象予報士会の軌跡―
      7. コラム アメダスが50年を迎えます
      8. コラム デジタルアメダスアプリ等を用いた面的データの利活用促進
      9. コラム 台風進路予報円をより絞り込んで発表
  5. Ⅴ 気象庁の国際協力と世界への貢献
    1. トピックスⅤ-1 国連早期警戒イニシアティブ「全ての人々に早期警戒を」(EW4All)と気象庁の取り組み
      1. (1)世界的な「防災」の重要性の高まりとEW4Allイニシアティブの立ち上げ
      2. (2)第19回WMO総会
      3. (3)今後の気象庁の活動~開発途上国への国際貢献~
      4. コラム 開発途上国での早期警戒システムの強化に向けた取り組み
      5. コラム 第19回世界気象会議(WMO総会)
    2. トピックスⅤ-2 WIS2.0導入に向けたワークショップ開催
      1. (1)国際的な気象データ交換の発展
      2. (2)開発途上国への技術支援
      3. (3)第7回WISワークショップの開催
      4. コラム ICAOにおける航空気象サービスの高度化に向けた検討
    3. トピックスⅤ-3 第66次南極地域観測隊越冬隊長派遣
      1. コラム 南極地域観測隊における気象庁の位置付け
  6. Ⅵ 普及啓発の取り組み
    1. トピックスⅥ-1 広報・普及啓発の取り組み
      1. (1)夏休みこども見学デー
      2. (2)はれるんカード
      3. (3)ポスターコンクール
    2. トピックスⅥ-2 はれるん誕生20周年
    3. トピックスⅥ-3 気象業務150年へ向けて
      1. (1)気象業務150周年記念広報事業
      2. (2)気象業務150周年記念式典
      3. (3)気象百五十年史(仮称)の編纂
  7. Ⅶ 次世代気象業務の柱
 

資料編

全国気象官署一覧

「気象業務はいま2024」の利用について

テキストファイル [txt形式:0.2MB]

「気象業務はいま2024」の文章部分をテキスト形式にしたものです。音声読み上げソフトなどにご利用ください。



参考リンク集

(1)気象庁について

(2)気象関係資料

(3)地球環境、海洋関係資料

(4)地震、津波、火山関係資料

(5)その他

Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ