展示室4 二酸化炭素濃度分布の変動

このページでは、数値シミュレーションによって推定した二酸化炭素濃度の年平均値及び月平均値の分布図をもとに、二酸化炭素濃度の分布や変化に関する説明を記述しています。

経年変化

1985年

1985年

2005年

2005年

2020年

2020年

カラーバー

地表付近の二酸化炭素濃度

 二酸化炭素分布情報でデータを提供している1985年以降の図を表示しており、色で大気中の二酸化炭素の濃度を表示しています。年月の経過とともに、ほとんど紫色だったものが緑色、赤色と変化しています。地球全体で二酸化炭素濃度が次第に上昇しています。

季節変化

2020年01月

2020年01月

2020年04月

2020年04月

2020年07月

2020年07月

2020年10月

2020年10月

カラーバー

地表付近の二酸化炭素濃度

 二酸化炭素濃度は陸上の植物活動の影響を受け、秋から春に高く、夏に低くなるという変化を繰り返します。各地域における季節変動は、次のページ(展示室5 各地域における二酸化炭素濃度の変動)で、より詳細に説明を載せています。

地域差

地表付近の二酸化炭素濃度の緯度経度の違い

2020年の地表付近の二酸化炭素濃度平面図

 二酸化炭素の放出源である東アジアや北アメリカ、ヨーロッパ付近の二酸化炭素濃度が高い一方で、南半球は相対的に濃度が低いことが分かります。この傾向は二酸化炭素分布情報でデータを提供している1985年以降の年変化で確認することができます。

二酸化炭素分布情報

 二酸化炭素分布情報の球面分布図のページでは、地球を好きな角度からアニメーションにして見ることができます。また、地上付近だけでなく、上空や気柱全体の二酸化炭素濃度も見ることができます。二酸化炭素分布情報の平面分布図のページでは、ほかの期間や月別、上空や気柱全体の二酸化炭素濃度を見ることができます。ぜひご利用ください。

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