12月の天候
報道発表日
令和6年1月4日
概要
2023 年(令和5 年)12 月の日本の天候は、全国的に気温の変動が大きく、寒気が流れ込んだ時期には大雪となった所がありました。降水量は、東日本日本海側と沖縄・奄美で多く、北・東日本太平洋側と北・西日本日本海側では少なくなりました。日照時間は、東・西日本太平洋側で多く、沖縄・奄美で少なくなりました。
本文
2023年(令和5年)12月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 全国的に気温の変動が大きく、寒気が流れ込んだ時期には大雪となった所がありました
月平均としては寒気の影響が弱かったため、東日本では月平均気温がかなり高くなりました。また、上旬後半から中旬前半にかけて寒気の流れ込みが顕著に弱かった一方、中旬後半から下旬前半にかけては強い寒気が流れ込んだため、全国的に気温の変動が大きくなりました。寒気が流れ込んだ時期には、北・東・西日本日本海側で大雪となった所がありました。 - 降水量は、東日本日本海側と沖縄・奄美で多く、北・東日本太平洋側と北・西日本日本海側では少なくなりました
降水量は、中旬から下旬にかけて低気圧と冬型の気圧配置の影響を受けやすかった東日本日本海側と上旬と下旬に低気圧の影響を受けやすかった沖縄・奄美で多くなりました。一方、低気圧の影響が弱かった北・東日本太平洋側と、冬型の気圧配置の影響が弱かった北・西日本日本海側では少なくなりました。 - 日照時間は、東・西日本太平洋側で多く、沖縄・奄美では少なくなりました
日照時間は、冬型の気圧配置や高気圧の影響で晴れた日が多かった東・西日本太平洋側で多くなりました。一方、低気圧や寒気の影響を受けやすかった沖縄・奄美では少なくなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
関連資料
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毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。