11月の天候
報道発表日
令和5年12月1日
概要
2023 年(令和5 年)11 月の日本の天候は、気温は北日本でかなり高く、東・西日本で高くなりました。北日本日本海側の降水量はかなり多かった一方、西日本太平洋側の日照時間はかなり多くなりました。沖縄・奄美の降水量はかなり少なく、日照時間はかなり多くなりました。
本文
2023年(令和5年)11月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 気温は北日本でかなり高く、東・西日本で高くなりました
気温は、寒気の影響を受けにくく、暖かい空気が流れ込んだ時期もあったため、北日本でかなり高く、東・西日本で高くなりました。 - 北日本日本海側の降水量はかなり多かった一方、西日本太平洋側の日照時間はかなり多くなりました
低気圧や寒気の影響を受けやすかったため、北日本日本海側の降水量はかなり多くなりました。一方、移動性高気圧に覆われやすかったため、日照時間は西日本太平洋側でかなり多く、東・西日本日本海側と東日本太平洋側で多くなりました。 - 沖縄・奄美の降水量はかなり少なく、日照時間はかなり多くなりました
沖縄・奄美では、中国大陸から張り出した高気圧に覆われやすく、低気圧や前線の影響を受けにくかったため、降水量はかなり少なく、日照時間はかなり多くなりました。

※箇条書き2番目以下の文中の記述を修正しました(誤:「東・西日本日本海側と西日本太平洋側で多くなりました。」→正:「東・西日本日本海側と東日本太平洋側で多くなりました。」)。(令和5年12月5日)
問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。