8月の天候
報道発表日
令和5年9月1日
概要
2023年(令和5年)8月の日本の天候は、気温は北・東・西日本でかなり高くなりました。降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多かった一方、東日本日本海側でかなり少なく、北日本日本海側と北日本太平洋側で少なくなりました。日照時間は北・東日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多くなりました。
本文
2023年(令和5年)8月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 気温は北・東・西日本でかなり高くなりました
北日本を中心に暖かい空気に覆われやすく、また台風第6号や第7号の影響で南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、月平均気温は北・東・西日本でかなり高くなりました。北日本と東日本では、1946年の統計開始以降、8月として1位の高温となりました。 - 降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多かった一方、東日本日本海側でかなり少なく、北日本日本海側と北日本太平洋側で少なくなりました
台風第6号や第7号の影響で大雨となった所もあったため、月降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多くなりました。一方、高気圧に覆われて晴れた日が多かった東日本日本海側でかなり少なく、北日本日本海側と北日本太平洋側で少なくなりました。 - 日照時間は北・東日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多くなりました
月間日照時間は、高気圧に覆われて晴れた日が多かった北・東日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多くなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
- 本紙[PDF形式:77KB]
- 別紙(概況、統計値等)[PDF形式:1.09MB] ※別紙(概況、統計値等)P.15の「月降水量の多い方からの順位更新」の表中にある、「これまでの最小mm(西暦年)」を「これまでの最大mm(西暦年)」に、P.16の「月間日照時間の少ない方からの順位更新」の表中にある、「これまでの最大 h(西暦年)」を「これまでの最小 h(西暦年)」に修正しました。修正箇所の詳細は正誤表をご覧ください。(令和5年9月4日)
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。