7月の天候
報道発表日
令和5年8月1日
概要
2023年(令和5年)7月の日本の天候は、気温は北・東日本でかなり高く、西日本と沖縄・奄美で高くなりました。降水量は北・東・西日本太平洋側で少なくなりました。日照時間は北・東日本太平洋側と東日本日本海側でかなり多く、北日本日本海側と西日本太平洋側で多くなりました。
本文
2023年(令和5年)7月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 気温は北・東日本でかなり高く、西日本と沖縄・奄美で高くなりました
気温は、北日本を中心に暖かい空気に覆われやすかったことや、東・西日本と沖縄・奄美を中心に太平洋高気圧に覆われ晴れた日が多かったため、北・東日本でかなり高く、1946年の統計開始以降で7月として北日本では1位の高温となりました。また、西日本と沖縄・奄美で高くなりました。 - 降水量は北・東・西日本太平洋側で少なくなりました
北・東・西日本日本海側を中心に、上旬から中旬にかけて前線や低気圧の影響で記録的な大雨となった所がありました。一方、降水量は、前線や低気圧の影響を受けにくかった北・東・西日本太平洋側で少なくなりました。 - 日照時間は北・東日本太平洋側と東日本日本海側でかなり多く、北日本日本海側と西日本太平洋側で多くなりました
日照時間は、低気圧や前線の影響が少なく晴れの日が多かった北日本太平洋側や、太平洋高気圧に覆われやすかった東日本日本海側と東日本太平洋側でかなり多く、北日本日本海側と西日本太平洋側で多くなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。