冬(12~2月)の天候
報道発表日
令和5年3月1日
概要
2023年(令和5年)冬(12~2月)の日本の天候は、冬の平均気温は北日本で低かった一方、沖縄・奄美で高くなりました。東日本日本海側の冬の降水量は多かった一方、北・東・西日本太平洋側と西日本日本海側の冬の降水量は少なくなりました。西日本日本海側と西日本太平洋側の冬の日照時間は多くなりました。
本文
2023年(令和5年)冬(12~2月)の天候の特徴は以下のとおりです。
- 冬の平均気温は北日本で低かった一方、沖縄・奄美で高くなりました
冬の平均気温は、寒気の影響を受ける時期があった北日本で低かった一方、暖かい空気に覆われやすかった沖縄・奄美では高くなりました。 - 東日本日本海側の冬の降水量は多かった一方、北・東・西日本太平洋側と西日本日本海側の冬の降水量は少なくなりました
冬型の気圧配置が強まる時期があったため、東日本日本海側の冬の降水量は多くなりました。一方、低気圧や前線の影響を受けにくかったため、北・東・西日本太平洋側と西日本日本海側の冬の降水量は少なくなりました。 - 西日本日本海側と西日本太平洋側の冬の日照時間は多くなりました
高気圧に覆われやすい時期があったため、西日本日本海側と西日本太平洋側の冬の日照時間は多くなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。