夏(6~8月)の天候
報道発表日
令和4年9月1日
概要
2022年(令和4年)夏(6~8月)の日本の天候は、夏の平均気温は東・西日本と沖縄・奄美でかなり高くなりました。夏の降水量は北日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多くなりました。九州から関東甲信地方の梅雨明けの確定値は7月下旬となりました。東北北部・南部と北陸地方では梅雨明けが特定できませんでした。
本文
2022年(令和4年)夏(6~8月)の天候の特徴は以下のとおりです。
- 夏の平均気温は東・西日本と沖縄・奄美でかなり高くなりました
東・西日本と沖縄・奄美では夏を通して暖かい空気に覆われやすかったため気温がかなり高く、西日本では1946年の統計開始以降、1位タイの高温を記録しました。 - 夏の降水量は北日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多くなりました
8月を中心に繰り返し低気圧や前線の影響を受けた北日本の日本海側と太平洋側では、降水量がかなり多くなりました。 - 九州から関東甲信地方の梅雨明けの確定値は、7月中旬を中心に上空の寒気や前線、低気圧の影響で曇りや雨の日が多かったため、7月下旬となりました。一方、東北北部・南部と北陸地方では、8月上・中旬も前線や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多かったため梅雨明けが特定できませんでした。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
関連資料
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毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。