5月の天候
報道発表日
令和4年6月1日
概要
2022年(令和4年)5月の日本の天候は、気温は北日本で高かった一方、沖縄・奄美で低くなりました。降水量は西日本日本海側でかなり少なかった一方、沖縄・奄美でかなり多くなりました。日照時間は東日本日本海側でかなり多かった一方、沖縄・奄美でかなり少なくなりました。
本文
2022年(令和4年)5月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 気温は北日本で高かった一方、沖縄・奄美で低くなりました
北日本では暖かい空気が流れ込みやすく、月平均気温は高くなりました。一方、沖縄・奄美では冷涼な空気の影響を受けやすく、月平均気温は低くなりました。 - 降水量は西日本日本海側でかなり少なかった一方、沖縄・奄美でかなり多くなりました
西日本日本海側では、高気圧に覆われやすかったため、月降水量はかなり少なくなりました。一方、沖縄・奄美では、前線や湿った空気の影響を受けやすかったため、月降水量はかなり多く、1946年の統計開始以来、5月として1位の多雨となりました。 - 日照時間は東日本日本海側でかなり多かった一方、沖縄・奄美でかなり少なくなりました
高気圧に覆われやすかったため、月間日照時間は東日本日本海側でかなり多く、北・西日本日本海側と北日本太平洋側で多くなりました。一方、沖縄・奄美では、前線や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多かったため、月間日照時間はかなり少なく、1946年の統計開始以来、5月として1位の寡照となりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 塚本(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4263)
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
関連資料
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毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。