冬(12~2月)の天候
報道発表日
令和4年3月1日
概要
2022年(令和4年)冬(12~2月)の日本の天候は、冬の平均気温は東・西日本で低くなりました。北日本日本海側の冬の降水量はかなり多く、降雪量は多く、西日本の冬の降水量はかなり少なくなりました。冬の日照時間は北・西日本と東日本太平洋側で多く、沖縄・奄美で少なくなりました。
本文
2022年(令和4年)冬(12~2月)の天候の特徴は以下のとおりです。
- 冬の平均気温は東・西日本で低くなりました
東・西日本では12月下旬以降に強い寒気の影響を受けたため、気温が低くなりました。 - 北日本日本海側の冬の降水量はかなり多く、降雪量は多く、西日本の冬の降水量はかなり少なくなりました
北日本日本海側では、12月下旬以降の低気圧の通過や冬型の気圧配置の強まりのため、降水量がかなり多く、降雪量は多くなりました。1月下旬から2月にかけて前線や低気圧の影響を受けやすかった沖縄・奄美でも降水量は多くなりました。一方、西日本では高気圧に覆われやすく、冬を通して低気圧の影響を受けにくかったことから、降水量はかなり少なくなりました。 - 冬の日照時間は北・西日本と東日本太平洋側で多く、沖縄・奄美で少なくなりました
日照時間は、冬の間、断続的に冬型の気圧配置が解消する時期があった北日本と、低気圧の影響を受けにくかった西日本と東日本太平洋側で多くなりました。寒気や低気圧の影響を受けやすかった沖縄・奄美では少なくなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 及川(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4546)
資料全文
※資料別紙2枚目、降雪量の期間合計の平年比図を修正しました。(令和4年3月3日)関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。