8月の天候
報道発表日
令和3年9月1日
概要
2021年(令和3年)8月の日本の天候は、西日本では降水量は記録的に多く、日照時間はかなり少なく、気温は低く、東日本太平洋側では降水量はかなり多くなりました。北日本日本海側の降水量は少なくなりました。沖縄・奄美の気温は低くなりました。
本文
2021年(令和3年)8月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 西日本では降水量は記録的に多く、日照時間はかなり少なく、気温は低く、東日本太平洋側では降水量はかなり多くなりました
中旬に本州付近に停滞した前線などの影響により、東日本太平洋側と西日本では降水量はかなり多く、特に西日本では8月としては記録的な多雨となり、日照時間はかなり少なく、気温は低くなりました。 - 北日本日本海側の降水量は少なくなりました
北日本日本海側では、上旬の中頃までは太平洋高気圧が張り出し、その後はオホーツク海高気圧が北海道付近に張り出して前線の影響も受けにくく、降水量は少なくなりました。 - 沖縄・奄美の気温は低くなりました
沖縄・奄美では、上旬に熱帯低気圧や台風第9号、第10号の影響を受け、下旬のはじめに台風第12号の影響を受けて曇りや雨の日が多かったため、気温は低くなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268)
大気海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4547)
資料全文
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。