春(3~5月)の天候
報道発表日
令和3年6月1日
概要
2021年(令和3年)春(3~5月)の日本の天候は、気温は全国的にかなり高く なりました。降水量は北日本と西日本太平洋側でかなり多くなりました。日照時 間は沖縄・奄美でかなり多くなりました。
本文
2021年(令和3年)春(3~5月)の天候の特徴は以下のとおりです。なお、今回 の資料から、1991〜2020年の統計による新しい平年値を使用しています。
- 春の平均気温は全国的にかなり高くなりました
3月に日本付近への寒気の南下が顕著に弱かったことなどから、春の平均気温は全国的にかなり高くなりました。 - 春の降水量は北日本と西日本太平洋側でかなり多くなりました
期間を通して低気圧や前線の影響を受けやすかった北日本と、5月に梅雨前線の影響を受けた西日本太平洋側では降水量がかなり多くなりました。なお、梅雨前線が平年より早く北上したため、西日本の各地方と東海地方では、平年よりかなり早く梅雨入りしたとみられます。 - 春の日照時間は沖縄・奄美でかなり多くなりました
移動性高気圧や太平洋高気圧の影響を受け、梅雨前線の影響が小さかった沖縄・奄美では日照時間がかなり多くなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268) FAX 03-3434-9035
大気海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4547) FAX 03-3434-9123
資料全文
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。