5月の天候
報道発表日
令和3年6月1日
概要
2021年(令和3年)5月の日本の天候は、気温は、沖縄・奄美で記録的に高くなりました。降水量は西日本でかなり多く、日照時間は北・東日本日本海側でかなり少なくなりました。
本文
2021年(令和3年)5月の天候の特徴は以下のとおりです。なお、今回の資料から、1991〜2020年の統計による新しい平年値を使用しています。
- 気温は、沖縄・奄美で記録的に高くなりました
平年に比べ梅雨前線が早く北上し、南から暖かい空気が流れ込むとともに、太平洋高気圧に覆われ日照時間が多かった沖縄・奄美では気温がかなり高く、1946年の統計開始以来5月として最も高い記録を更新しました。 - 降水量は西日本でかなり多く、日照時間は北・東日本日本海側でかなり少なくなりました
中旬を中心に本州付近に停滞した活発な梅雨前線の影響などで、降水量は西日本でかなり多く、日照時間は北・東日本日本海側でかなり少なくなりました。一方、太平洋高気圧に覆われることが多かった沖縄・奄美では降水量が少なく、日照時間が多くなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4268) FAX 03-3434-9035
大気海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4547) FAX 03-3434-9123
資料全文
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。