2月の天候
報道発表日
令和3年3月1日
概要
2021年(令和3年)2月の日本の天候は、気温は、全国的に高く、東・西日本でかなり高くなりました。降水量は、北日本日本海側でかなり多くなりました。日照時間は、東日本太平洋側、西日本日本海側と沖縄・奄美で記録的に多くなりました。
本文
2021年(令和3年)2月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 気温は、全国的に高く、東・西日本でかなり高くなりました
寒気の南下が弱かったことや、北日本付近を通過した低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだ時期もあったことから、全国的に気温が高く、東・西日本でかなり高くなりました。 - 降水量は、北日本日本海側でかなり多くなりました
北日本では低気圧が通過することが多く、冬型の気圧配置となった時期もあったため、月降水量は北日本日本海側でかなり多く、北日本太平洋側で多くなりました。 - 日照時間は、東日本太平洋側、西日本日本海側と沖縄・奄美で記録的に多くなりました
高気圧に覆われやすく、寒気の影響を受けにくかったため、月間日照時間は東・西日本と沖縄・奄美でかなり多く、平年比は東日本太平洋側で125%、西日本日本海側で145%、沖縄・奄美で189%と、1946年の統計開始以来2月として1位の多照となりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4277) FAX 03-3434-9035
大気海洋部 気候情報課 担当 中三川(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4547) FAX 03-3434-9123
資料全文
※資料別紙1枚目の概況を修正しました(誤:「5 日から 16 日にかけては、日本付近で急速に発達した低気圧の影響で 」→正:「15日から 16 日にかけては、日本付近で急速に発達した低気圧の影響で」)。関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。