春(3~5月)の天候
報道発表日
令和2年6月1日
概要
2020年(令和2年)春(3~5月)の日本の天候は、気温は、北日本でかなり高く、東・西日本で高くなりました。日照時間は、東日本太平洋側と西日本でかなり多くなりました。降水量は、北日本と沖縄・奄美で多くなりました。
本文
2020年(令和2年)春(2020年3月~5月)の天候の特徴は以下のとおりです。
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気温は、北日本でかなり高く、東・西日本で高くなりました
4月は、大陸からの寒気の影響を受けやすく全国的に低くなりましたが、3月と5月は、南からの暖かい空気が流れ込みやすかったため、春の気温は北日本でかなり高く、東・西日本で高くなりました。 -
日照時間は、東日本太平洋側と西日本でかなり多くなりました
3月から4月にかけて、西日本を中心に移動性高気圧に覆われる日が多かったことから、春の日照時間は、東日本太平洋側と西日本でかなり多く、東日本日本海側で多くなりました。 -
降水量は、北日本と沖縄・奄美で多くなりました
北日本では、発達しながら通過した低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすかったため春の降水量は多くなりました。また、沖縄・奄美では、3月と5月に前線や暖かく湿った空気の影響を受けやすく、春の降水量は多くなりましたが、湿った空気の影響を受けにくかった4月の降水量はかなり少なくなりました。

問い合わせ先
観測部 計画課情報管理室 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-3212-8341(内線4156) FAX 03-3217-3615
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 中三川(天候の解説について)
電話03-3212-8341(内線3166) FAX 03-3211-8406
資料全文
関連資料
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毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。