2018年(平成30年)の日本の天候
報道発表日
平成31年1月4日
概要
2018年(平成30年)は、冬は全国的に気温が低く北陸地方中心に大雪となりました。春から夏にかけては東・西日本中心に記録的な高温となり、東日本では年平均気温も記録的に高くなりました。「平成30年7月豪雨」など全国各地で大雨が発生しました。
本文
2018年(平成30年)の日本の天候の特徴は以下のとおりです。
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冬は全国的に低温となり、北陸地方中心に大雪となりました
冬は、日本付近にはしばしば強い寒気が南下し、冬の平均気温は全国的に低く、特に西日本では平年差-1.2℃と過去32年間で最も低くなりました。日本海側では北陸地方を中心に大雪になり、交通障害が発生しました。 -
春から夏にかけては東・西日本中心に記録的な高温となりました
春から夏にかけては、東・西日本中心に記録的な高温となりました。特に夏は多くの地方で梅雨明けがかなり早く、厳しい暑さが続きました。熊谷では7月23日に41.1℃の国内歴代1位の高温を記録しました。東日本では、春の平均気温(平年差+2.0℃)、夏の平均気温(平年差+1.7℃)ともに1946年の統計開始以来最も高く、年平均気温(平年差+1.1℃)も1946年の統計開始以来最も高くなりました。 -
「平成30年7月豪雨」の発生により西日本中心に記録的な大雨となりました
7月上旬は、本州付近に梅雨前線が停滞し、南から大量の湿った空気が流れ込んだため、西日本中心に数日にわたり記録的な大雨となり、土砂災害や河川の氾濫など甚大な被害が発生しました。

問い合わせ先
観測部 計画課情報管理室 担当 青木(観測値や記録について)
電話03-3212-8341(内線4154) FAX 03-3217-3615
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
電話03-3212-8341(内線3154) FAX 03-3211-8406
資料全文
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毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
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