春(3~5月)の天候
報道発表日
平成30年6月1日
概要
2018年(平成30年)春(3~5月)の日本の天候は、期間を通して暖かい空気に覆われやすかったため、全国的に気温の高い状態が概ね持続し、平均気温はかなり高くなりました。降水量は北・東日本日本海側でかなり多くなりました。日照時間は東日本太平洋側と西日本、沖縄・奄美でかなり多くなりました。
本文
2018年(平成30年)春(3月~5月)の天候の特徴は以下のとおりです。
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全国的に気温がかなり高く、東日本では記録的な高温
期間を通して暖かい空気に覆われやすかったため、全国的に気温の高い状態が概ね持続し、平均気温はかなり高かった。特に東日本の平年差は+2.0℃で、春としては統計を開始した1946年以降では1位の高温となった。 -
降水量は北・東・西日本で多く、沖縄・奄美でかなり少なかった
低気圧の通過時に、南から湿った空気が流れ込みやすかったため、北・東・西日本では降水量が多く、北・東日本日本海側ではかなり多かった。一方、沖縄・奄美では、湿った空気や低気圧の影響を受けにくかったため、かなり少なかった。 -
日照時間は東日本太平洋側と西日本、沖縄・奄美でかなり多かった
東日本太平洋側と西日本、沖縄・奄美では高気圧に覆われやすく、晴れた日が多かったため、日照時間がかなり多かった。

問い合わせ先
観測部 計画課情報管理室 担当 青木(観測値や記録について)
電話03-3212-8341(内線4154) FAX 03-3217-3615
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
電話03-3212-8341(内線3154) FAX 03-3211-8406
資料全文
関連資料
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毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。